効率的に疲労回復する体温調整方法

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体温調整を上手くやると、疲労回復はもちろんですが、効率的に身体の調子を整えることができるようになります。

切っても切れない疲労と体温の関係性

疲労回復と体温調整は深い関係がありますが、身体の調子自体と体温も切っても切れない関係性があります。

風邪を引いたときは熱が出ます。

体が体温を上げることにより、体内に侵入した菌を熱により撃退する為です。

体温を上げると、病気になりにくいと言われているのはこのためです。

 

体温は病気の他に、疲労回復にも大きく関係しています。

 

 

お風呂が疲労回復に良い3つの理由

お風呂が疲労回復に良い、というのは聞いたことがあると思います。

お風呂で疲労回復させるコツ

では、なぜお風呂が疲労回復に役立つのでしょうか。

それには3つの理由があります。

 

マッサージ効果で疲労回復

お風呂に入ると水圧がかかります。

その水圧によって、全身が軽いマッサージを受けているような状態になり、疲労回復につながります。

 

浮力によるリラックス効果で疲労回復

お風呂に入っている時は水の浮力がかかり、入っていないときと比べて実に10分の1程度の体重になっています。

いつも体を支えている筋肉が、浮力により解放され、リラックス効果により疲労回復につながります。

 

温熱効果で疲労回復(今回のテーマ)

そして、今回のテーマである体温に大きく関わるのが温熱効果です。

お風呂に入ると体全体が温まります。

体温が上がることにより全身の血管が膨張し、血流が良くなります。

血流が良くなると、体に溜まった老廃物が排出されやすくなり、疲労回復につながります。

 

あまり熱すぎるお湯に入るのは逆効果です。

熱いお湯に入るとその時は体温が上昇しますが、お風呂から上がった後、急激に体温が下がってしまいます。

ぬるめのお湯につかることで、お風呂から上がった後との落差を減らすことにより体温が急激に下がるのを防げます。

疲労回復にはぬるめのお風呂につかるようにしましょう。

身体が熱くなりすぎると汗を出して放熱する、身体の恒常性

 

朝はとにかく体温を上げる

寝起きの状態というのはものすごく体温が下がっています。

体全体にだるさや倦怠感を感じるのはこのためです。

朝、意識的に体温を上げることで、だるさを取ることができます。

 

朝体温を上げると血流が良くなり、眠っている間に溜まっていた疲労物質を効率的に排出でき、疲労回復につながります。

 

 

朝起きて体温を上げるには

ストレッチで体温を上げる

朝目が覚めたら一番にストレッチをします。

場所は、布団の上でOKです。

全身くまなくストレッチをするのが好ましいですが、残念ながら社畜にはそんな時間はありません。

その場合は、手先と足先を重点的にストレッチします。

特に、足のアキレス腱からふくらはぎを伸ばす運動が効果的です。

 

ふくらはぎは「第二の心臓」との呼ばれており、アキレス腱からふくらはぎを伸ばしたり縮めたりという運動を繰り返すことで、全身の血流が良くなります。

その結果、体温が上昇しやすくなります。

 

シャワーで体温を上げる

お風呂の温熱効果についてご説明しましたが、朝からゆっくりお風呂に入る時間があるという方は少ないと思います。

そこで、短い時間でも可能なシャワーを浴びることで体温を上げます。

ポイントは、ちょっと熱めのお湯を浴びることです。

ちょっと熱めのお湯を浴びることで、自律神経を刺激し、体温調節機能を目覚めさせることができます。

また、シャワーには意外な効果があります。

シャワーによる適度な刺激が体をマッサージし、血流が良くなります。

 

朝食で体温を上げる

最後に忘れてはいけないのが、朝食です。

最近では朝食をとらないという方も多いと思いますが、体温を上げるという意味では朝食は絶対にとったほうが良いです。

エネルギー補給という側面もありますが、朝食をとることで内臓が活性化し、その結果体温が上昇します。

朝食をとることで体温が上がり、体のだるさがとれてきます。

食べる気がしないという方は、味噌汁を一杯だけ、バナナを一本だけ食べるだけでも全然違います。

 

 

睡眠と体温の関係

疲労回復といえば、なんといっても睡眠です。

では、睡眠と体温はどのような関係があるのでしょうか。

 

眠る前の体温調節

疲労回復には、良質な睡眠が必要不可欠です。

睡眠時間が4時間半しかない社畜は、量ではなく質で勝負せざるを得ない状況です。

 

良質な睡眠を得るためには、入浴は寝る2時間前に済ませるようにします。

睡眠するとき、人間の体は自動的に体温が下がります。

体温を下げて、睡眠に入るために必要なメラトニンというホルモンを分泌するためです。

 

メラトニンやセロトニンやトリプトファンなど、眠りに関係の深いホルモンがよく登場してきます。メラトニンは夜間に分泌される、セロトニンは朝日を浴びると分泌される、セロトニンを増やすにはトリプトファンを摂取する、ぐらいに覚えておけば大丈夫です。

しかし、眠る直前に入浴してしまうと、体温が下がらず、メラトニンが分泌されません。

その結果、寝つきが悪くなってしまうのです。

夏の熱帯夜が寝苦しいのはこのためなのです。

 

眠くなると手足が温かくなる現象は、手足を温かくすることで血液中の体温を下げ(身体の恒常性)、眠りへと誘っているためです。

 

睡眠中の体温調整

深い眠りに入れば入るほど、体温が下がっていくことが実験結果で証明されています。

眠ったあとの体温が高いままだと、良質な睡眠がとれなくなります。

 

眠りについたあとには、

・部屋の室温が下がるようにエアコンを設定する

・熱帯夜は水枕などで頭を冷やして眠る

・冬の電気毛布はタイマーで消す

などの工夫をして、眠りについたあとに体温を下げる工夫をすると良質な睡眠が取れます。

 

 

体温を上げる食材と下げる食材

体温調節に便利な、「体温を上げる食材」「体温を下げる食材」をご紹介します。

冬は体温を上げる食べ物を食べ、夏は体温を下げる食べ物を食べて、効率的に体温調節します。

 

体温を上げる食べ物

・人参

・たまねぎ

・ごぼう

・しょうが

・かぼちゃ

・にんにく

・唐辛子

・ニラ

・長ネギ

・肉

・卵

・味噌

・山椒

・胡椒

・らっきょう

・うなぎ

・キムチ

 

キムチ鍋にニラと長ネギとしょうがをたくさん入れると体温が簡単に上がります。

 

体温を下げる食べ物

・砂糖

・トマト

・ほうれん草

・もやし

・そば

・豆腐

・こんにゃく

・牛乳

・緑茶

・バナナ

・レモン

・ミカン

・梨

果物類は体温を下げるのに役立ちます。

温かいお茶は体温を上げるようなイメージがありますが、お茶は高い利尿効果がありますので、排尿をすることで体温の低下につながります。

寒い冬にお茶を飲みすぎると、かえって体温を下げることになってしまいかねませんので、注意するようにしましょう。

 

 

まとめ

体温が疲労回復にどのように関わっているかをご説明しました。

疲労回復のためには睡眠をとった方が良い、疲労回復のためにはお風呂に入った方が良いということを知っている人は多いです。

しかし、そこにどのように体温が関係しているのかまで意識することで、より良質な睡眠や入浴が可能になります。

疲労回復のための睡眠に体温がどのように関わっているのか、疲労回復のための入浴に体温がどう関係しているのかをしっかりと知ることで、効率的に体から疲れを取り除けるようになります。

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